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「お金を支払って別荘を売る」という、奇妙な現象が起きています。つまり、要らなくなった別荘を売り出しても買い手がつかず、値下げをしても購入希望者が現れず、「無料であげる」といっても受け取り手がなく、仕方なく業者にお金を渡して処分してもらうことがあるのです。

成功者や富裕層の象徴アイテムだった別荘や別荘地は今や「負動産」になってしまうことも珍しくありません。使わない別荘と別荘地は早急に処分したほうが無難です。

日本の別荘を取り巻く状況と、「キズ」を広げる前に処分する方法を解説します。

一括査定で、売れない
別荘
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この記事に記載の情報は2023年10月03日時点のものです

売れなかったら早急に地元密着型の不動産会社の手配を

北信越地方のあるリゾートマンションのオーナーは、業者に115万円を支払ってようやくそのマンションを手放すことができました。

都会に住んでいるオーナーは、高齢になりリゾート地に出かけるのが億劫になりました。そこで、そのマンションを別荘として使うことがなくなったので売却を検討したところ、不動産会社から「無料でも引き取れない」と言われました。そのまま所有していても管理費や修繕積立金が発生するだけなので、お金を出して処分してもらったのです。

バブル期に1,300万円で静岡県・伊豆の別荘地を買った人が、最近ようやく10万円で売却できた、という話もあります。

自分の別荘や別荘地が「負動産」になる前に、不動産会社を手配しましょう。難しい別荘の処分で頼りになるのは、地元密着型の不動産会社です。

不動産一括査定サイトで探す

都会の人が、自分の別荘のある土地で営業活動をしている不動産会社を簡単に探す方法があります。それは、不動産一括査定サイトを使うことです。

不動産一括査定サイトに売りたい別荘の住所や間取りなどを入力すると、そのサイトと提携している複数の不動産会社に対し、同時に査定依頼ができます。

査定してくれた不動産会社のなかから、自分の別荘売却に向けて真摯に対応してくれそうなところを見つけましょう。

一括査定サイトについては次の章でも詳しく解説していますので、より詳しく知りたい方はご覧ください。

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自分でも買主を探せる「一般媒介契約」がおすすめ

別荘や別荘地の売却を決断したら、次は、売却をサポートしてくれる不動産会社と契約しなければなりません。その契約を「媒介契約」と言い、3種類あります。

別荘や別荘地の売却に適した媒介契約は、一般媒介契約です。これなら、複数の不動産会社と契約できるので、幅広く購入希望者を探すことができます。また一般媒介契約であれば、別荘のオーナーが自分で購入希望者を探してきた場合、不動産会社を介さず、売買契約を結ぶことができます。その場合、仲介手数料も支払わなくて済みます。

専任媒介契約だと1社としか契約できませんし、専属専任媒介契約だと1社しか契約できないうえに、売主が自分で購入希望者を見つけてきても、契約した不動産会社に仲介してもらわなければなりません。もちろん、仲介手数料も発生します。

【関連記事】 一般媒介契約の基礎知識|メリット・デメリットと一般媒介を選ぶべき人

相場以下の売値でも許容する姿勢が必要

今売れない別荘や別荘地が、将来売れるようになる確率はかなり低いと考えておいたほうがよいでしょう。寝かしておいて価格が上がることも、期待しないほうがいいでしょう。不人気な別荘地がある日突然、人気スポットになることは難しいからです。

そのため、別荘と別荘地の売主は「売れるときに売る」姿勢で臨んでください。そして相場を下回る価格なら購入してもよいという人が現れたら、それは好機と捉えましょう。

「値段が付くだけよかった」「売れ残ったら維持費がかさむ」ということを忘れないようにしてください。

もちろん、不動産価格は個別の事情に影響されやすいので、別荘や別荘地であっても「絶対に値上がりしない」とは言い切れません。だからこそ、地元の不動産会社にコンタクトを取って、地域の別荘事情を調べたほうがよいのです。

もしかすると「高値売却を諦める」ためのリサーチになってしまうかもしれませんが、それでも意味のあることです。

売れない別荘・別荘地に特化した不動産会社もある

売れない別荘や別荘地の取り扱いを得意にしている不動産会社もあります。

例えば東急リゾートは、別荘・別荘地の売却仲介と買取の両方を行っています。2018年度の取引数は787件にもなります。しかも東急リゾートの売却物件紹介サイトへのアクセス数は、1年に約2,600万PV(ページビュー)にもなります。そして東急リゾートが、別荘を買うような富裕層などに年間20万回のメール営業を行っています。

別荘を購入する人はフィーリングを大切にするので、多くの富裕層に物件を見てもらうことは重要です。

参考:東急リゾート

一括査定サイトってこんなもの|別荘の売却で一括査定を利用する流れ

先述した一括査定サイトについて、ここではより詳しく解説していきます。

あなたの不動産を得意とする不動産会社に出会うことが売却の成功のカギ

不動産を売却する際は、不動産会社に仲介を依頼するのが一般的です。しかし、不動産会社ならどこでもいいわけではありません。あなたの不動産を得意とする会社に依頼することが大切です。

得意な不動産会社と苦手な不動産会社

では、そのような不動産会社はどのように見つければいいのでしょうか?そこで役に立つのが「一括査定サイト」です。

一括査定サイトを使ってあなたの不動産が得意な不動産会社を効率よく探す

不動産の一括査定サイトは、ネット上で自分の物件情報・個人情報を入力するだけで、一度に複数の不動産会社に無料で査定依頼ができるというものです。物件情報をもとに査定可能な不動産会社が自動表示されるので、好みの会社を選んで依頼する、という仕組みです。

一括査定イメージ

不動産会社によって出す査定額はバラバラです。そのため、査定額が出たら金額はもちろん、その根拠も各社に尋ねて比較しましょう。上の図だと、細かい部分まできちんと評価して高額を出してくれているA社に依頼したくなりますね。

ただし、買い手が付かないような過剰に高い金額になっていないか、注意も必要です。高額査定はうれしいものですが、それに加えて納得のいく根拠を示してくれる不動産会社を見分けることが重要です。

このように、一括査定サイトを使うことで、個別に不動産会社に連絡するよりも格段に効率よく依頼できるうえ、各社の比較を通じて、自分に合った不動産会社が見つけやすくなるのです。

よくある疑問

Q.まだ売却時期が決まっていないが、査定してもらえる?
A.査定してもらえます。査定結果を見てから、売却時期の検討を始めても問題ありません。

Q.住宅ローン完済前だが、売却できる?
A.売却できます。ただし、売却の完了時に住宅ローンの残額を一括返済することが条件になります。そのため、まずは査定を受けて住宅ローンの完済が可能かどうかを確かめましょう。

おすすめの一括査定サイトはこの6つ|組み合わせ例も紹介

一括査定サイトは、比較的よく知られているものだけでも30以上。どれを使えばいいのか迷ってしまいますよね。

いえぽーと編集部では、運営歴の長さや利用者数の多さから、信頼できる11サイトをセレクトし、利用をおすすめしています。

そのなかでも、特におすすめなのは以下の6サイトです。


☑所有不動産の種別・所在地の査定が得意な不動産会社を無料紹介
☑不動産の価格相場がわかるので、正しい価値判断が可能
☑査定後、適正価格での不動産売却も可能
いますぐ査定してみる

サイト名 長所/弱点 提携不動産会社 対応エリア 利用者数
運営開始年
【おすすめ度】
★★★★★

HOME4U

公式サイトへ
【長所】
・業界で最も運営歴が長く信頼感アリ
・NTTグループの運営で情報保護も含めて安心

【弱点】
・大手で参加していない会社がある
約1,500社 全国 約1,000万人
/2001年
 
【おすすめ度】
★★★★★

すまいValue

公式サイトへ
【長所】
・超大手6社のみの参加で安心感抜群
・最大手3社に一括査定が依頼できる唯一のサイト

【弱点】
・人口が少ない地域は未対応の可能性あり
6社
・三井不動産リアルティ
・住友不動産販売
・東急リバブル
・野村不動産ソリューションズ
・三菱地所ハウスネット
・小田急不動産
全国
※一部未対応
年間成約件数11万件以上
/2016年
 
【おすすめ度】
★★★★★

SUUMO

公式サイトへ
【長所】
・業界トップクラスの知名度を誇るSUUMOに物件情報を掲載できる
・電話番号を入力しなくても査定依頼が可能

【弱点】
・競争相手となる物件もSUUMOには多く掲載されている
約2,000社 全国 非公開
/2009年
 
【おすすめ度】
★★★★☆

イエウール

公式サイトへ
【長所】
・利用者数1,000万人以上は業界No.1
・参加不動産会社数は約1,600社でこちらも業界屈指

【弱点】
・運営歴が浅く、サポートはやや少なめ
約1,600社 全国 1,000万人以上
/2014年
 
【おすすめ度】
★★★★☆

ライフル・ホームズ

公式サイトへ
【長所】
・地元密着型の不動産会社が幅広く参加
・不動産ポータルサイトならではの情報の充実度

【弱点】
・大手で参加していない会社がある
約1,700社 全国 約470万人
/2009年
 
【おすすめ度】
★★★★☆

イエイ

公式サイトへ
【長所】
・「イエローカード制」で悪徳業者を徹底排除
・「お断り代行サービス」など各種サポート体制が充実

【弱点】
・大手で参加していない会社がある
約1,000社 全国 400万人以上
/2007年
 

さらに、ご自身の住まいに合わせて、一括査定サイトを組み合わせて利用するのが上手な使い方です。

1つの一括査定サイトで依頼できる不動産会社の数は限られているので、あなたにとって最適な会社がそこだけで見つかるとは限りません。複数の一括査定サイトを組み合わせて使えば、より多くの不動産会社を比較できるようになるので、自分に合った会社が見つかる可能性が高まるでしょう。

以下でおすすめの組み合わせ例をご紹介していますので、参考にしてください。

3大都市圏などの大都市部 それ以外の地域
HOME4U
公式サイトへ

すまいValue
公式サイトへ

SUUMO
公式サイトへ
イエウール
公式サイトへ

ライフル・ホームズ
公式サイトへ

イエイ
公式サイトへ
ポイント ポイント
万能型の「HOME4U」でまずは有力な不動産会社をキープ。大手特化の「すまいValue」と地場企業に強い「SUUMO」でさらに比較対象を増やすのがおすすめ。 1つのサイトで候補に挙がる社数が少ない可能性があるため、提携社数の多い3サイトを組み合わせて選択肢を広げるのがポイント。

ちなみに、首都圏や関西の物件査定であれば、SRE不動産の利用もおすすめです。SRE不動産はソニーグループの不動産会社で、売主のみを担当する「売却エージェント制」を敷いており、100%売主の味方になってくれることから、非常に高い顧客満足度を誇っています。一括査定ではありませんので、上記の一括査定サイトで査定依頼することになった不動産会社にプラス1社、といった使い方もしやすいのが魅力です。

 公式サイトへ
【対応エリア】東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・京都・奈良

一括査定サイトについてより詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

売却以外の処分方法

売却以外に別荘を手放す方法

どうしても売却が実現しそうにない場合は、別の手段を考えてみましょう。

別荘の管理会社に相談する

別荘が多く建つ地域には、別荘を専門に管理する会社があります。別荘はほとんどハイシーズンにしか使われないので、閑散期の人がいない期間に別荘を見守っているのです。

別荘の管理会社は、不動産会社とは異なる人脈を持っています。別荘を探している人のなかには、管理会社に別荘の空き家情報を尋ねる人もいます。

また、不動産会社とつながっている管理会社と親しくなれば、管理会社の口添えによって不動産会社の強力なバックアップが得られるかもしれません。

管理会社は「別荘の事情通」なので、頼ってみましょう。

親族等で利用したい人に譲る

他者に販売できなければ、身内に欲しがってくれる人がいないか探してみましょう。親族ネットワークを使うのです。例えば、近く定年退職する人が親戚のなかにいたら、声をかけてみましょう。引退後の移住先を探しているかもしれません。別荘を移住先の住宅にしてもらうのです。

隣地のオーナーに譲る

「灯台下暗し」にならないようにしてください。売却したい別荘の隣の別荘オーナーに、買ってもらえないか尋ねてみましょう。昔の別荘・別荘地は高価だったので、どれも手狭です。別荘を頻繁に利用している人なら「拡張」したいはずです。

市区町村に寄贈する

最後の手段は、別荘の所在地の市区町村に寄贈することです。「無料(ただ)でも手放したい」と思ったら、問い合わせてみてください。

資産価値が認められれば、市区町村が受け取ってくれるかもしれません。

別荘・別荘地を相続しそうなときは「相続放棄」という方法も

別荘・別荘地という名の「田舎の家と土地」を相続してしまうと、別荘・別荘地の処分よりさらに困った事態になるかもしれません。売れない別荘・別荘地であっても、少なくとも「過去の栄光」はあります。したがって別荘が建つ地域には、最低限のインフラは整備されている可能性があります。しかし、普通の地方やへき地では、インフラが脆弱な可能性があります。田舎の古い家や不便な土地を相続しても、資産価値は期待できません。

活用予定がないなら、そうした不動産が重荷になる前に、相続を放棄したほうが賢い選択かもしれません。

相続放棄とは

相続放棄とは、相続しないことを選択することです。相続人が、相続が開始されることを知った日から3ヶ月以内に家庭裁判所に申立てれば、相続財産はその相続人には移転しません。

相続放棄は、被相続人(亡くなった方)が借金などの負の財産を多く遺したときに使われる手法ですが、使い道がないへき地の住宅や土地も、プラスの財産とはいえません。放置空き家や放棄地にしてしまうくらいなら、相続放棄を選択したほうがよいでしょう。

参考: 相続放棄とは|期限・手続き方法と7つの注意点を解説|相続弁護士ナビ

負の財産のみを放棄することはできない

相続放棄の場合、負の財産のみを拒否することはできない、という点に注意してください。つまり、別荘や別荘地の相続は放棄するが、現金や貴金属は相続する、という選択はできません。

相続放棄とは、相続する権利を持つ相続人にならないと宣言することなのです。

相続放棄の流れ

相続放棄の手続きは家庭裁判所で行います。手続きは難しくありません。

手続きをすると、約10日後に家庭裁判所から「相続放棄に関する照会書」が届きます。中の用紙に必要事項を記入して家庭裁判所に返送すれば、それで手続きは終了します。さらに10日ほど経過すると、再び家庭裁判所から相続放棄申述受理通知書が届きます。これで正式に相続を放棄したことになります。

相続放棄をするときの注意点

相続放棄をする前に、田舎の家と土地以外に相続財産がないかどうか、しっかり確認することをおすすめします。もし価値が高いものが相続財産のなかに含まれていれば、それを相続することで家や土地を処分する資金を作ることができるかもしれません。

ただ、相続放棄をするなら「3ヶ月ルール」があるので、相続財産の総ざらいは、短期間で終わらせる必要があります。スピードが重要です。

【関連記事】 田舎の土地売却を成功させるには?売れない土地の隠れたニーズに出会う方法

まとめ

人々の憧れの的だった別荘と別荘地が、重荷になってしまいやすい時代になりました。自然豊かな土地に建つ住宅の管理は意外に大変です。高齢者なら、別荘よりホテルを選ぶでしょう。

「高い価格で購入した別荘・別荘地を二束三文で売ることはできない」と思っているうちに「負動産」化してしまうかもしれません。安値でも買ってくれる人が現れた場合は、積極的に検討してみるのがよいでしょう。

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