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中古マンションや中古戸建てには定価がありません。その代わり相場があります。相場とは「その時々の値段」「似た物件の平均価格」といった意味です。
自分の家を売るとき「相場をつかめるかどうか」が適正価格で売却できるかどうかのカギを握ります。相場を把握していれば、相場を下回る額で売却しないで済むからです。相場を知らないと、不当に安く売ってしまうことになりかねません。
近年は個人でも不動産の取引価格や相場の情報を簡単に入手できるようになりました。パソコンやスマホで「自分の家の相場」を知ることができますので、その方法をご紹介します。
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この記事の目次
自分の家の価格相場を調べる方法
「自分の家の価格相場」を知る方法はいくつかありますが、ネットを使って無料で気軽にできる代表的な3つの方法を、ここではご紹介します。
レインズ・マーケットインフォメーションで調べる
URL:http://www.contract.reins.or.jp/search/displayAreaConditionBLogic.do
全国指定流通機構連絡協議会が、「不動産取引情報提供サイト レインズ・マーケットインフォメーション」というサイトを運営しており、中古マンションと中古戸建ての相場がわかります。
例えば、レインズで「神奈川県横浜市西部(保土ヶ谷区、戸塚区、旭区、緑区、瀬谷区、栄区、泉区、青葉区、都筑区)の中古戸建て」の相場を調べると、次の内容がわかります。
・2019年4~6月の成約件数237件、平均成約価格4,060万円、平均土地面積148平方メートル、平均建物面積110平方メートル
レインズでは31都道府県の相場を調べることができます。
土地総合情報システムで調べる
URL:http://www.land.mlit.go.jp/webland/
「土地総合情報システム」は国土交通省が運営しているサイトで、実際に行われた取引の価格と公示地価がわかります。
国が運営しているだけあって、全47都道府県の相場が網羅されています。取り扱っている不動産の種類は、宅地、土地、土地と建物、中古マンション、農地、林地です。
一括査定サイトで調べる
より詳しい家の相場を知るには、不動産の一括査定サイトを使って、自分の家を査定してもらう方法もあります。
一括査定サイトとは、複数の不動産会社に同時に査定依頼ができるサイトのことです。査定結果も複数社からほぼ同時に受け取ることができるため、それらを比較することで自分の家の価格相場がわかる、というわけです。
一括査定サイトを通じて査定してくれる不動産会社は、基本的に売却の仲介を担いたいと考えています。もちろん依頼者が自由に断ることができるのですが、遅かれ早かれ、家の売却を考えている人向けの相場確認方法だといえます。
一括査定サイトについては「【業界のプロが教える】不動産一括査定のメリット|査定で重視する5つのポイント」で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
こんなときはどうする?家の売却相場を調べるときによくある問題
売主が自分の家のことを知らなければ、相場を調べることはできません。
しかし自分の家のことをよく知らない売主は、意外に多くいます。そのときどのように自分の家を調べたらいいのでしょうか。
家の築年数がわからないときはどうする?
あまりに古い家で築年数がわからないときはどうしたらいいのでしょうか。意外に思われるかもしれませんが、古い家については築年数を知らなくてもあまり問題ありません。戸建ての場合、大体築20年以上経過すると建物の価値はほぼゼロになってしまうからです。
古い家の場合、土地の相場価格がそのまま家の相場価格になると、大ざっぱに考えてよいでしょう。
築年数をきちんと調べたい方は、以下の方法を参考にしてください。
登記簿で調べる
家の情報は、登記事項証明書に書かれてあります。いわゆる登記簿謄本です。登記簿謄本の内容をコンピュータ用のデータにしたものが登記事項証明書です。
登記事項証明書には1個の建物ごとに、「所在地、建物の名称、構造、床面積、登記した日付、土地面積、所有者名、所有者の住所、所有した日付、抵当権の設定日、抵当権者の氏名、抵当権の抹消日」などが記載されています。
登記事項証明書は法務局という役所で取得することができ、手数料がかかります。法務局の窓口で交付してもらうと600円、ネット経由で請求して郵送で受け取ると500円、最寄りの登記所や法務局証明サービスセンターで受け取ると480円です。
市区町村役場で調べる
登記事項証明書と似た書類に、市区町村が発行する建築確認台帳記載証明書があります。ここには「敷地の位置、主要用途、延べ面積、工事種別、建築物の構造、階数、建築当時の建築主の住所と氏名」などが記載されています。
発行手数料は市区町村役場ごとに異なりますが、300~450円ほどという自治体が多いようです。
家や土地の面積がわからないときはどうする?
家の面積や土地の面積がわからないときは、「面積測定マップ」というサイトが便利です。
その地図の上で3点以上クリックすると、その点を結んだ範囲の面積が算出されます。
例えば、以下の4点を結んだ面積(赤い部分)は約30平方キロメートルであることがわかります。
家の売却相場を求めるときの注意点
家の売却相場を求めるとき、次のことに注意してください。
家の売却相場は建物部分と土地部分の合計額
売主が自分の家の価格相場を把握するときは、建物部分と土地部分を別々に押さえてから、合計額を出しましょう。
例えば、隣り合って建つ2軒の家があれば、1平方メートル当たりの土地価格はほぼ同じですが、家の状態によって建物部分の価格は変わってきます。
また、先ほど築20年を超えると建物部分の価値はほぼゼロになると紹介しました。しかしまれに、古民家としての価値が新たに発生することもありますし、古い家をリノベーションして価値を生み出すこともできます。
建物部分の相場は原価法で求める
建物部分の相場は、原価法という方法で算出することがあります。
原価法ではまず、対象の建物を取り壊し、その家とまったく同じ家を今建てたときの費用を算出します。その額をA円とします。
さらに現状の建物の老朽化した部分を調べ、減った価値の金額を出します。その額をB円とします。
A円からB円を引いたものが、原価法による建物部分の相場になります。
土地部分の相場は比較事例法で求める
土地部分の相場は、比較事例法という方法で算出することがあります。
比較事例法ではまず、対象となる土地と似た条件の土地の過去の取引額をいくつか調べ、平均単価(円/平方メートル)を出します。平均単価に対象となる土地の面積を掛けたものが、比較事例法による土地部分の相場になります。
まとめ
家に100万円の価値があることを知らずに、「10万円で買いたい」と言ってきた人に10万円で売ってしまったら90万円も損してしまいます。
したがって家を売ろうとしている人は、まずは自分の家の価値を金額で把握する必要があります。そのためには相場を知らなければなりません。
この記事で紹介した相場の把握方法のほとんどは、インターネットで簡単に実践できます。「家を売ろう」と思ったら、まずは相場を調べましょう。
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