「不動産無料査定を受けたいけど初めてで不安……」
「査定依頼したいけどトラブルにならない?」
不動産査定は家の売却において非常に重要なポイントですが、仕組みやデメリットを理解せずに依頼してしまいトラブルになる人も少なくありません。
そんな方に向けてこの記事では、不動産査定が無料な理由やよくあるトラブル事例について対策を交えながらわかりやすく解説します。
この記事を読めば、不動産無料査定のトラブルを避けられるだけでなく、自分に合った不動産会社選びまでわかるようになります。マイホームの売却を検討しており、不動産査定を受けようか迷っている方はぜひ最後までご覧ください。
この記事の目次
不動産の無料査定はなぜ費用が発生しないのか
不動産査定が無料な理由は、不動産会社が受け取る仲介手数料が関係しています。仲介手数料とは、不動産会社が不動産売買を成立させた際に依頼主から受け取る成功報酬のことであり、不動産会社は仲介手数料以外の費用は基本的に受け取ってはいけないルールがあります。
(参考:国土交通省「宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買等に関して受けることができる報酬の額」)
もし、仲介手数料以外の費用を受け取った場合、不動産会社は宅建業法違反となり、罰則を受ける可能性があります。このような理由から、不動産査定を無料でおこなってくれるのです。
不動産無料査定のよくあるトラブル6選
不動産無料査定のよくあるトラブルを6選紹介します。どのようなトラブルが起こりやすいのか、これから査定を受けようとしている方は参考にしてみてください。
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査定依頼後の営業電話がしつこい
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相場と比べて極端に高い査定額にされた
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不動産会社の査定精度が低い
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査定結果がいつまでも届かない
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担当者が地域性を理解していない
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近隣住民にバレて噂になった
査定依頼後の営業電話がしつこい
不動産無料査定の依頼をすると、依頼先の不動産会社から営業電話がかかってきます。なかには1日に何件もかけてくる会社も存在するため、「営業電話がしつこい」と感じるかもしれません。
しかし、不動産会社とすれば売却意欲のある依頼主に対して営業するのは当然のことであり、不動産売却の状況や意欲などを具体的に聞きたいと考えているでしょう。
「営業電話」と聞くとネガティブなイメージがあるかもしれませんが、不動産売却を成功させるためには不動産会社の担当者とコミュニケーションを取るのは必須であり非常に大切なポイントです。「売却を成功させるために必要なこと」とポジティブに捉えてみましょう。
相場と比べて極端に高い査定額にされた
売却相場と比べて極端に高い査定額にされるのもよくあるトラブルです。そもそも不動産査定額には正解がなく、不動産会社によって査定方法や質、参考情報などが異なるため、査定額も異なるのが一般的です。
実際、100万円単位で査定額が異なるケースもあり、依頼する不動産会社によって売却価格が大きく変わる可能性があります。なかには依頼主と契約するために売却相場よりも極端に高い査定額を故意に設定する不動産会社も存在します。
極端に高い査定額の場合、高額売却できる可能性がある反面、買主が現れないリスクがあります。買主が現れなければ売り出し価格を下げることになり、売却に時間がかかり相場よりも安い価格での売却となる可能性もあるでしょう。
このように、不動産会社によって査定額が大きく異なる可能性があるので査定額を鵜呑みにせず、いくつかの不動産会社の査定額を比較して判断するのがよいといえます。
不動産会社の査定精度が低い
前述のとおり、不動産会社によって査定額は異なるケースが多いです。特に不動産売却実績が乏しい企業や査定件数が少ない企業の場合、実績豊富な企業と比べて査定精度で劣る傾向があります。
また、不動産会社によって得意な不動産種別も分かれるため、依頼する不動産によっては精度に期待できない可能性もあります。
なかには売却相場とかけ離れた査定額を提示してくる企業も存在するため、不動産会社の実績や得意分野をしっかりと調べたうえで依頼するのがよいでしょう。
査定結果がいつまでも届かない
不動産無料査定は基本的に数日~1週間程度で結果が届きますが、なかにはいつまでも届かないケースがあります。
そもそも、不動産会社がおこなう無料査定には「机上査定」と「訪問査定」の2種類があり、それぞれで査定額の算出期間が異なります。机上査定は、所在地や築年数などの簡単な物件条件のみで査定されるため、1日~3日程度で算出されるのが一般的です。一方で訪問査定は、不動産会社の担当者が実際に物件を訪れて査定をおこない、より詳細な査定をしてくれるので1週間以上期間かかるケースがあります。
また、不動産会社によって査定スピードや対応の質も異なるため、なかにはいつまでも届かない場合もあります。査定結果が届かない場合は、不動産会社へ問い合わせたりほかの不動産会社へ査定依頼したりするなど対応しましょう。
担当者が地域性を理解していない
不動産会社の担当者が、物件のある地域性を理解していないケースがあります。地域の特徴や将来性を理解していない場合、エリアの魅力が査定額に反映されにくいので精度の高い査定は期待できません。
特に経験の浅い担当者が査定した場合に起こりやすく、売却相場に見合わない査定額を提示される可能性があります。そのため、査定依頼する際は大手だけでなく地元の不動産会社にも依頼して、それぞれの査定額の根拠を聞いてみるのがよいでしょう。
近隣住民にバレて噂になった
不動産無料査定を依頼したことで近隣住民にバレて噂になるケースもあります。特に担当者が実際に訪問して査定する「訪問査定」の場合、スーツ姿の担当者が訪問するため、勘のよい近隣住民がいれば気付かれる可能性があります。
もし気付かれれば周辺でイヤな噂が広まる恐れがあり、近所付き合いにも支障をきたすかもしれません。できれば、近隣住民が家に居ないタイミングで査定するのがよいでしょう。
不動産無料査定のトラブルを回避する6つの対策
不動産無料査定のトラブルをいくつかご紹介しましたが、トラブルを回避するためにも以下6つの対策を理解しておきましょう。
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査定依頼時にメールでのやり取りを希望する
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自分でも相場を調べておく
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3~4社の不動産会社の査定額を比較する
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不動産会社の実績や口コミを確認する
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担当者の実績にもこだわる
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訪問査定は平日の昼間におこなう
査定依頼時にメールでのやり取りを希望する
不動産無料査定を依頼すると、不動産会社から営業電話がかかってきます。この際、営業電話がイヤだという方は、査定依頼時に「メールでのやり取り希望」と記載しましょう。
特に不動産一括査定を利用した際は一度に複数の不動産会社へ査定依頼するため、メール希望していないと多くの営業電話を受けることになります。メール希望にしておけば、こちらのタイミングで電話もできるため、ストレスなく売却活動を進められます。
自分でも相場を調べておく
不動産無料査定を依頼する際は、自分でも売却相場を調べておきましょう。売却相場を理解しておくことで、不動産会社の査定額が適正かどうかの判断がつきやすくなります。
前述のとおり、不動産無料査定は不動産会社によって算定方法や精度などが異なります。精度の低い査定額を鵜呑みにしてしまい、売却相場からかけ離れた額で売り出してしまえば買い手は現れにくくなるでしょう。買い手が現れなければ売却の長期化につながり、買い手に「売れ残り物件」の印象を与える恐れがあります。
また、いつまでも売れなければ最終的に相場よりも安い価格に値下げすることにもなりかねないため、最初から適正価格で売り出すのが望ましいです。
このような理由から、不動産無料査定を依頼する前に自分で売却相場を理解しておいた方がよいといえます。
3~4社の不動産会社の査定額を比較する
不動産無料査定は、3〜4社の不動産会社へ依頼しましょう。複数社へ依頼することで査定額を比較でき、売却相場を理解しやすくなります。
1社のみへの依頼だと査定額が高すぎたり低すぎたりする可能性があり、適正価格を把握できない恐れがあります。大手企業や中小企業、地元の不動産会社などさまざまな不動産会社の査定額を比較して、売り出す前に売却相場を理解しておくことが大切です。
なお、査定を受けた際は必ず不動産会社へ「なぜこの査定額なのか」と根拠を聞いておきましょう。不動産会社によって根拠が違ったり曖昧だったりするため、不動産会社が信用できるかどうかの判断にもつながります。
不動産会社の実績や口コミを確認する
不動産無料査定を依頼する際は、不動産会社の実績や口コミも非常に参考になります。実績に関しては以下のポイントを見ておきましょう。
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売却件数
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相談件数
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ユーザー満足度評価
累計の売却件数が多ければそれだけ取引してきた経験があるため、査定精度も高い傾向にあります。また、オリコンユーザー満足度評価などにランクインしている企業であれば利用者からの人気も高いため、さらに信用できるでしょう。
ほかにも、実際に利用した人の口コミや評判をSNSやインターネット掲示板などで確認しておきましょう。これらの口コミはホームページを見ただけではわからないリアルな意見なので非常に参考になります。ポジティブな意見とネガティブな意見の両方を参考にして不動産会社を選んでみましょう。
担当者の実績にもこだわる
不動産無料査定を依頼する際は不動産会社の実績だけでなく担当者の実績にもこだわりましょう。実際に査定するのは不動産会社ではなく、在籍する担当者だからです。
特に訪問査定の場合、担当者が実際に家のなかを見て周ったり周辺環境を見たりするため、担当者によって査定額の精度が大きく異なります。
また、大手不動産会社の担当者だとしても優秀とは限りません。経歴の浅い人や新しく異動してきた人が担当するケースもあり、「大手だから安心」と思うのは危険です。
なお、担当者が優秀かどうかを判断する際は以下のポイントを押さえておきましょう。
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不動産業界歴が長い
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これまでの成約実績が豊富
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宅建士かどうか
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態度や言動は誠実か
これらのポイントに該当するほど信用できます。宅建士の資格を保有している場合は請求すれば見せてくれるので聞いてみましょう。
訪問査定は平日の昼間におこなう
訪問査定は平日の昼間におこなうのがおすすめです。前述のとおり、訪問査定は担当者が実際に訪問して査定するため、近隣住民に見られる場合があります。見られてしまうと、家を売却しようとしているのがバレる可能性があり、周辺で悪い噂が広まるリスクがあります。
特に土日などは休みの人が多く、日中でも家にいるケースが多いので見られる可能性が高いです。近隣住民に査定していることを知られたくない方は、できれば平日の昼間に査定してもらうように調整しましょう。
不動産無料査定を受けるなら不動産一括査定がおすすめ
不動産無料査定を受けるなら不動産一括査定を通じて依頼するのがおすすめです。ここでは、不動産一括査定のメリットとデメリットを解説します。
不動産一括査定のメリット
まずは不動産一括査定のメリットを解説します。一括査定の利用が初めての方は参考にしてみてください。
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一度に複数の不動産会社へ査定依頼できる
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自分に合った不動産会社を見つけられる
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担当者の対応を比較できる
一度に複数の不動産会社へ査定依頼できる
一番のメリットは、一度に複数の不動産会社へ査定依頼できる点です。一括査定サイトによって依頼社数は異なりますが、一度に3~5社前後へ査定依頼できるのが一般的です。
不動産査定の依頼は本来であれば各不動産会社のホームページへアクセスして、それぞれの問い合わせフォームから依頼する必要があり、非常に手間や時間がかかります。その点、一括査定なら一度の入力だけで多くの不動産会社へ依頼できるため、煩わしい入力の手間を省けます。
個々の不動産会社へ問い合わせるのが面倒な方は不動産一括査定を利用してみましょう。
自分に合った不動産会社を見つけられる
不動産一括査定は、自分に合った不動産会社を見つけられるメリットもあります。一括査定することで、以下のようなさまざまな不動産会社へ査定依頼できます。
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大手の不動産会社
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地元の不動産会社
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戸建て売却が得意な不動産会社
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マンション売却が得意な不動産会社
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土地売却が得意な不動産会社
このように幅広い企業へ査定依頼できるため、自分の目的や状況に合った不動産会社を選べます。特に不動産売却が初めての方は「どこに依頼すればいいんだろう?」と疑問や不安を感じている方も多いため、不動産会社選びの判断材料として利用できるのも一括査定の魅力といえます。
担当者の対応を比較できる
担当者の対応を比較できるのも不動産一括査定のメリットです。査定依頼すると各不動産会社の担当者が査定額を提示してくれます。この際、査定額の質だけでなく以下のポイントに着目しておくと担当者の質も見比べられます。
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査定額提示のスピード
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査定額の根拠
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返信の早さ
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態度
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言動・言葉遣い
これらは担当者によって異なり、いくら査定額の根拠が明確であっても態度や言動が悪ければ信用できません。反対に、態度や言動がよくても査定額の根拠が曖昧であれば同様に信用できないでしょう。すべての条件を満たしているのが理想であり、担当者を比較することで理想的な担当者に出会える可能性が高くなります。
このように不動産一括査定は査定依頼するだけでなく、担当者の質を比較できるのも利用するメリットといえます。
不動産一括査定のデメリット
不動産一括査定にはいくつかのデメリットもあります。メリットと併せて確認しておきましょう。
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基本的に匿名で利用できない
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悪質な不動産会社に遭う可能性がある
基本的に匿名で利用できない
不動産一括査定は基本的に匿名で利用できません。査定依頼後に査定額を知らせるために個人情報の入力が必要となります。
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氏名
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年齢
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所在地
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電話番号
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メールアドレス
これらの情報を入力するため、査定依頼後に不動産会社から営業電話がかかってきます。個人情報を入力しても問題ない方のみ利用しましょう。
「個人情報は入力したくない」「営業電話がイヤ」という方は、匿名査定やAI査定などであれば匿名で査定できるので利用してみてください。
悪質な不動産会社に遭う可能性がある
不動産一括査定はさまざまな不動産会社が提携しており、実績や知名度もバラバラです。なかには実績が乏しかったり極端に高い査定額を故意に提示してきたりする不動産会社も存在します。
一括査定サイトによっては全国数千社と提携しているサイトもあるため、悪質な不動産会社に遭う可能性もゼロではありません。被害に遭わないためにも、この記事で紹介した対策などを意識しながら依頼するのが大切です。
不動産無料査定でトラブルに遭った利用者の体験談
不動産無料査定で実際にトラブルに遭った利用者の体験談をご紹介します。どのようなトラブルだったのか参考にしてみてください。
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電話対応やメール対応がとにかく大変だった
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机上査定を依頼したのに訪問査定を押してきた
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急かされるように何度も営業担当者から電話がかかってきた
電話対応やメール対応がとにかく大変だった
営業の電話やダイレクトメールがしつこかったです。
最大10社査定に出せると言うのは確かにメリットですが、その分、電話対応やメールの返信がとにかく大変。
中には、電話対応の態度が悪い営業マンもいました。
また、物件タイプにもよるとおもいますが、私が査定を出した時はどの業者もほとんど金額が変わらず、たくさんの不動産会社に査定を出した意味があまりなかったです。
引用元:みん評
この方は一度に10社へ査定依頼した結果、対応が大変だったと投稿しています。一度に複数の不動産会社へ査定依頼できるのは不動産一括査定のメリットですが、あまりに多くの企業へ依頼するとその後の対応が大変になるので気を付けましょう。
また、これだけ多くの企業へ依頼すると、対応の悪い担当者がいる可能性も高いため、目的や状況に合わせて依頼先の数を決めた方がよいでしょう。
机上査定を依頼したのに訪問査定を押してきた
昨日、自宅の売却を検討中のため、こちらの査定サイトに申込み。おおよその査定金額を知りたいだけだったので、まずは訪問査定ではなく、机上査定で大丈夫ですというコメントをしたのだが、本日一社電話がかかってきて、家の中を見たいと(笑) メールで結果が来ると思っていたのでびっくりした。
査定サイトの入力自体はわかりやすく、提携業者数も多いので便利。ただ、電話での押しが強いので、本気で売却を検討している向けという印象を持った。
引用元:みん評
この方は、机上査定で依頼したのに訪問査定を押されたことに不満を抱いています。不動産会社のなかには契約を取ろうと思い、積極的にコミュニケーションを取ろうとする企業も存在します。基本的には利用者の意見を尊重してくれますが、なかには自分の意見を押し通してくる担当者もいるため、自分の意見をハッキリと伝えて押し負けないようにするのが大切です。
急かされるように何度も営業担当者から電話がかかってきた
不動産がしつこいです。
一回不動産に問い合わせた事があり電話がかかってきたのですがその時に日時どうされますか?やまた来週連絡しますって言って電話がしょっちゅうかかってきて自分も忙しかったりお金の都合などあるので無視してて電話も来なくなったのですが2月に内見に行きたいのもあるので初期費用などは理解しておこうという事で問い合わせるとまた電話がかかってきます。
初期費用を聞きたいだけなのに急かされるような電話ばかりです。
不動産ってこんなものなんですかね?
引用元:知恵袋
この方は、不動産会社からの営業電話に不満を抱いているようです。不動産会社のなかには契約を取るために執拗に営業電話をかけてくる担当者もいます。こちらの都合を考えずに連絡してくるケースもあり、なかには推し負けて不動産会社に言われるがままに進めてしまう人もいます。
すべての不動産会社がこのような対応をしてくるわけではありませんが、なかには執拗に連絡してくる企業が存在することを理解しておきましょう。しつこい営業電話を受けた場合は、直接断ったり無視したりすればかけてこなくなるでしょう。一括査定サイトによっては、通報することで悪質な不動産会社に警告を入れてくれるところもあります。
不動産無料査定に関するよくある質問
不動産無料査定に関するよくある質問を3つご紹介します。査定に関して抱きやすい疑問や不安を参考にしてみてください。
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匿名で利用できる?
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無料だけど信用できる?
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大手と中小のどっちがいい?
匿名で利用できる?
不動産無料査定は基本的に匿名で利用できません。査定依頼後に不動産会社が査定をおこない、査定額を知らせるために電話番号やメールアドレスの入力が必要です。
匿名で不動産査定したい方は、匿名査定やAI査定などを利用してみましょう。
無料だけど信用できる?
不動産無料査定は信用できることが多いです。ただし、不動産会社によって査定精度や対応が異なるため、絶対に信用できるとは言い切れません。
複数の不動産会社へ査定依頼して、査定額や担当者の対応を比較することで信用できる不動産会社を見極められます。
大手と中小のどっちがいい?
どちらがよいかは、目的や状況によって異なります。大手であれば実績が豊富だったり知名度があったりするため、信用できる可能性が高いです。しかし、地方や田舎の物件を対応する場合は、地元の不動産会社の方がそのエリアの特徴や将来性を理解している傾向があります。
また、大手だとしても担当者の経験が浅かったり知識が乏しかったりすれば満足いく査定は期待できないでしょう。反対に地元の不動産会社の方が担当者もその地域に住んでいる可能性が高く、地域性を理解している場合もあります。
このような理由から、大手と中小の両方の意見を聞いたうえで判断するのがよいといえます。
まとめ
不動産無料査定のトラブルや対策、実際の体験談などを解説しました。不動産は売り出し価格次第で売れるかどうか決まると言っても過言ではなく、無料査定は不動産売却において売り出し価格を決める重要な要素です。
不動産無料査定を効果的に受けることで不動産をスムーズ且つ理想的な価格で売却できるようになります。ただし、不動産会社によって査定額に差が出るケースが多く、なかには100万円単位で異なる場合もあります。
適切な査定額を見極めないと、相場とかけ離れた売り出し価格を設定することになり、なかなか買い手が現れない事態にもなりかねません。適切な売り出し価格を設定するためにも、複数の査定額を比較したり担当者の質を比較したりするなどして売却相場を把握することが大切です。
不動産査定の依頼を検討している方は、この記事で紹介した対策や不動産一括査定などを利用して、適切な売却相場を把握しましょう。