不動産売却を検討している方の中には

「三井のリハウスが気になっているが評判が心配」

「実際の口コミはどうなの?」

と考えている人もいるでしょう。

三井のリハウスは大手ならではの安心感や高い売却力が評価されている反面、過去に不祥事が発生したこともあるようです。実際の評判やメリット・デメリットを知らずに三井のリハウスへ売却依頼をしてしまうと、あなたもトラブルに巻き込まれ、後悔してしまう可能性は否定できません。

そこで、この記事では三井のリハウスを利用した方の実際の口コミやメリット・デメリットをご紹介します。また三井のリハウスへ査定依頼する際のおすすめの方法もあわせて解説します。

ぜひ最後までお読みください。

この記事の目次

三井のリハウスの良い評判・口コミ

三井のリハウスの良い評判・口コミについて、実際に利用した方々の声を紹介します。三井のリハウスの評判・口コミには以下のような内容がみられました。

  • スムーズに売却できた

  • 人柄、対応が良かった

  • 顧客情報が豊富

  • チームワークが良い

それぞれの口コミの内容をもう少し詳しくみていきましょう。

スムーズに売却できた

私たち夫婦は共働きで忙しく、すでに引越の日が決まっていたこともあり、見学希望の方に住まいをご案内できる日は限られていました。そんななか、なんとか日程を調整して開催できた1度の内覧会で早くも売却決定。聞けば、買主様に立地と外観をあらかじめご覧いただいた上で、ぜひ家のなかも見学したいという方を連れてきてくれたとのこと。リハウスさんのあざやかな段取りに感心しました。人生で初めて家を売ることに対して、不安や面倒を感じていましたが、ストレスなく売却に至り感謝しています。

 

引用元:三井のリハウス

三井のリハウスを利用して不動産を売却した方の口コミでは、「スムーズに売却できた」という声が多くみられました。担当者の方が熱心に働きかけてくれたおかげで、希望の条件で売却できたというケースが多いようです。

三井ハウス自身もスムーズな売却は売りのひとつとして挙げており、2021年度における3ヵ月以内の成約率は75%です。

口コミだけでなく、実績からも三井のリハウスの売却力の高さがうかがえます。

人柄、対応が良かった

一般媒介契約でいくつかの不動産仲介会社に売却をお願いしました。そのなかで、いちばん熱心に動いてくれたのが三井の方でした。最初に電話で査定を依頼したところ、他社が口頭での回答だったのに対し、三井の方は翌日にはきちんと資料を送ってくれました。さらに数日後には家の写真を魅力的に撮っていただき「三井のリハウス」のホームページに掲載。その対応の良さと速さに驚きました。最終的に、いちばん努力してくれた三井さんを通して成約できたことは、世の中の道理が通ったようで嬉しく思います。

 

引用元:三井のリハウス

売却前に遠方に転居していたため、電話でのやりとりが多かったのですが、さまざまな状況や経緯についてこまめにご連絡やレポートをいただき、日々安心感が高まっていきました。売却した家は子どもたちが生まれ育った家で、本当に大事にしてきたマンションでしたが、それを大切に扱っていただき感謝しています。また、リハウスさんのネットワークで見つけていただいた買主様も、遠方からの転居ということで、住まいに対する価値観で共感する点も多く、いい方を紹介していただけたことを嬉しく思います。

 

引用元:三井のリハウス

三井のリハウスの担当者の人柄や対応の良さを評価する声も多数みられました。親身になって相談に乗ってくれたり、丁寧な説明をしてくれたりと、担当者の対応に満足したという口コミが目立ちます。不動産売却は大きな取引になるため、担当者との信頼関係が重要です。

三井のリハウスの担当者は、顧客との信頼関係構築に長けているようです。

顧客情報が豊富

売却を依頼してから主人の海外赴任までの期間が大変短く、それまでに売却できるか心配でしたが、結果的に取り越し苦労でした。なぜ短期で成約できたのか。それは、三井さんの顧客情報が豊富だったからだと思います。わが家は少し不便な場所にあったので早期売却は難しいと考えていましたが、顧客のなかに、条件がぴったりの方がいらっしゃったとか。買主様は、自然が豊かで病院に近い家を探していたそうで、それがまさにわが家だったのです。おかげさまで引き渡しの翌日に渡航。本当に助かりました。

 

引用元:三井のリハウス

三井のリハウスは、購入希望者の情報を豊富に持っていると評価する声がみられました。実際に三井のリハウスのような大手の不動産会社は全国に支店があり、豊富な顧客情報が利点として挙げられます。とくに三井のリハウスは購入・売却に関する年間相談件数は31万組以上と、相談件数の多さを誇っています。

このように多くの購入希望者の情報を持っているため、三井のリハウスは売却物件とマッチングしやすいというメリットがあるようです。マッチングのしやすさは、売却までの期間短縮にもつながります。

チームワークが良い

支店のチームワークの良さに感心しました。担当してくれた方は話にブレがなく、何でも話しやすくて私たちの気持ちを大切にしてくださいました。買主様担当の方も対応が丁寧で、やはり私たちの話をよく聞いてくださいました。きちんと売主の立場に立って考えていただきましたが、一方で安全性の調査をするなど、買主様の立場にも立って行動される会社の姿勢がなにより素晴らしいと思いました。もしもまた、住み替えることがあったなら、今度は買主としてリハウスさんにお願いしてみたいですね。

 

引用元:三井のリハウス

三井のリハウスのチームワークの良さを評価する声もみられました。上記の口コミのように、三井のリハウスなどの大手不動産会社は売主・買主ともに同じ会社で担当するケースがみられます。その際は、それぞれの担当者が連携し、買い手・売り手それぞれの立場を理解して行動しているようでした。三井のリハウスは強みのひとつである高いチームワーク力を活かし、より良い不動産取引を目指している点が高い評価を得ているようです。

三井のリハウスの悪い評判・口コミ

三井のリハウスの悪い評判・口コミについて、利用者の声を紹介します。三井のリハウスの悪い評判や口コミには以下のような点がみられました。

  • 担当者の態度が悪い

  • 査定額が低かった

  • トラブルが多かった

  • 過去の不祥事が気になる

  • 仲介手数料が高い

それぞれの口コミの内容を詳しくみていきましょう。

担当者の態度が悪い

横浜の港南区にある店舗を利用しました。

・担当者にもよるかもしれませんが、営業の方が高圧的で、ひとを見下すような態度でした。

・説明が分かりづらいので、こちらが質問すると、なぜか逆ギレされて、会話になりませんでした。

・知識がない。住宅ローン控除の限度額を4000万と言われましたが、実際は中古購入ではその半額。

・通勤先や住所など、売り主、買い主の個人情報を不必要にばらす。

・営業以外の方は、普通に感じがよかったので、個人が悪いのか会社が悪いのかは分かりません。

 

引用元: マンションコミュニティ

三井のリハウスの悪い評判・口コミのなかには、担当者の態度の悪さを指摘する声がみられました。具体的には担当者の対応が不親切だったり、突然対応が適当になったりしたという口コミがあります。前述の通り、三井のリハウスは対応がよく満足したという口コミもあるので、態度の悪さはスタッフの良し悪しによるものでしょう。

とはいえ担当者の態度の悪さは大きなストレスにつながります。不動産売却は数ヵ月にわたって不動産会社とやり取りしながら進める取引です。小さなストレスでも積み重なれば、大きく膨れあがり、担当者に対して不満や不信感を抱いてしまいます。

気持ちよく取引を終えるためにも、担当者との相性をしっかり見極めて進めましょう。

査定額が低かった

今から3年前、2年近く掛かって世田谷の一軒家を売却し、江東区の枝川に中古マンションを見つけて、住みかえしました。

 

世田谷の家は、渋谷から私鉄線で5分、下北沢の隣駅でしかも駅近、100メートルちょっとの距離と言う申し分無い条件の家。

 

娘が湾岸の豊洲というところに勤務していましたから、結婚しないで定年まで働くから勤務先近くの中古マンションに買い替えたいと言います。

 

結婚以来住み慣れた家を離れ、湾岸に住み替えなんてまさに晴天の霹靂状態で驚きましたが、70代前半の健康な内に住み替えするなら、時期的には最後のチャンスです。

 

娘の会社には『提携法人割引制度』があるので、相談して3社の推薦をもらいました。

 

その中に「三井リハウス」が含まれていたので、買い物ついでに連絡して行き、相談しました。

 

流石に地元だけに調べが行き届いていて、キチンと概算を出してくれましたが、価格的にとても低かったのです。

 

その理由が「私道」「日照」「建蔽率」「解体」等々、とても細かくびっくりしました。

 

低い査定に娘が怒り出してしまい、他の会社に決めましたが、売却が済んでからも何時までもお誘いの手紙が来たので、とても変な気分になったのです。

 

引用元: 知ってる?不動産査定・売却の評判

三井のリハウスを利用した方のなかには、査定額の低さに不満を持つ声もみられました。口コミを見る限り、他社と比べて査定額が低かったというケースがあるようです。とはいえ査定額が低いから良くないというわけではありません。口コミによれば、査定理由は細かく提示しているようなので、比較的現実的な相場感で査定を行っていた可能性があります。

逆に相場にかけ離れた高い査定額の場合は、媒介契約後に値下げを提案されたり、なかなか買い手がつかなったりといったリスクもあります。

もちろん売却を検討している方のほとんどが「少しでも高く売りたい」と考えていることでしょう。しかし、複数社の査定を比較し、冷静に相場を見極めるのが不動産売却成功のポイントです。

トラブルが多かった

三井リハウスはお客様を選らぶ、前後不一致の見積書

と、ルールを守らない最悪の不動産です。

最初にお問い合わせから、ローン審査通ってないと、内見も出来ないと言われました。

その後、たまたままた同じ物件を見つけ、内見を依頼し、色々ありつつも本審査に入り、まさかの最後に横取りされました。

問い合わせの事といい、

契約書上と話した内容の不一致といい、

大手不動産兼専任だからお願いしたのに、

やり方が最低です。

御社はローン審査が徹底的に通らなければ、1番手とか関係なく、売買するんですか?

また本来の流れに従わず、買う人が現れれば、どんな人でも、早いもん勝ちで、売れればいいと思ってます?

引用元:マンションコミュニティ

三井のリハウスを利用する際にトラブルが多かったという声もみられました。売却までの手続きがスムーズに進まなかったり、担当者とのコミュニケーションがうまくいかなかったりしたというケースがあるようです。

トラブルはストレスや不信感につながるため、できるだけ避けたいものです。

媒介契約前に把握できる情報には限りがありますが、担当者が信頼できるかどうかといった目線で、見極めるように心がけましょう。

過去の不祥事が気になる

HY✈️

@gucchigucchi

WBSの不動産囲い込みのニュースは為になった。よく投げ込みの広告が入っている三井のリハウスなど大手3社が、売り手より会社の利益優先で違法行為。3社とも否定したが、WBSの独自調査で社名は出なかったが、クロ決定。今のところ、売る時は大手には出さないのがいいのかな。

午後11:44 · 2015年5月26日

引用元:X(旧Twitter)

三井のリハウスの過去の不祥事を気にする声もみられました。不動産囲い込みとは、その名の通り専任(または専任専属)媒介契約で売却依頼を受けた物件の情報を囲い込み、他の不動産会社へ売却させない手段のことです。囲い込み行為自体は違反ではありませんが、不動産会社が物件の情報交換を行うネットワークシステム「レインズ」への登録をしないなど、明かな囲い込みは宅建業法上違法とされています。

三井のリハウスは情報誌により、過去に囲い込みによる不適切な行為が報道されており、そのことが信頼性に影響しているようです。不祥事は会社の信頼性に大きな影響を与えます。過去の不祥事の内容と、その後の対応について確認しておくことが大切でしょう。

仲介手数料が高い

t a.k.a Ash

@ashtonzero

今回三井のリハウス経由でおうちを買ったのだが、営業の子が超優秀で取引にほとんどストレスなかったのがありがたかったな。仲介手数料高いし、どうしようか迷ってたけど、あの子にお願いしてよかったな。感謝を込めてTwitterに放流しておこう。

午後11:38 · 2021年7月16日

引用元:X(旧Twitter)

三井のリハウスの仲介手数料の高さに不満を持つ声もみられました。他社と比べて仲介手数料が高く「仲介手数料相応の働きができているか」といった疑問や悩みを感じている人が実際にいるようです。

三井のリハウスは、大手の不動産会社のため、地場の不動産と比較すると、広告費や人件費にコストをかけている傾向があります。これらのコストは不動産仲介における唯一の報酬である、仲介手数料から捻出されます。結果として仲介手数料が高値へとつながるわけです。

ただし仲介手数料は法律で上限が定められています。上限内であれば、高いといっても決して不当なものではありません。

「高額な手数料を払ってでも、任せられる」「大手ならではのサービスや保証が魅力的」などの理由があれば高い手数料でも満足のいく取引ができるでしょう。

オリコンの顧客満足度ランキングからわかる三井のリハウスの評判

三井のリハウスの評判を客観的に知るために、オリコンの顧客満足度ランキングをみてみましょう。

オリコンの顧客満足度ランキングは、実際に不動産売却を経験した方の評価をもとに作成されています。三井のリハウスの評判を知る上で、参考になるデータといえるでしょう。

それでは、オリコンの顧客満足度ランキングから見えてくる三井のリハウスの評判について、詳しくみていきましょう。

顧客満足度は5位と8位

引用元:オリコン顧客満足度ランキング

引用元:オリコン顧客満足度ランキング

2023年9月時点のオリコンの顧客満足度ランキングでは、三井のリハウスは戸建て部門で5位、マンション部門で8位にランクインしています。35年間連続で取り扱い件数1位という結果を加味すると、必然的にトラブルが増える割に上位との点数差にそこまで開きがありません。そのため三井のリハウスにおける顧客満足度は、比較的高いといえるでしょう。

戸建ては利用のしやすさに強みあり

引用元:オリコン顧客満足度ランキング

オリコンの顧客満足度ランキングを物件種別で見ると、戸建ての売却では利用のしやすさで3位を獲得しています。利用のしやすさが高い理由は大手不動産会社ならではの規模の大きさが要因のひとつです。三井のリハウスは2023年6月時点で全国287カ所に店舗を展開しています。

相続した戸建てなど、遠方にある物件を売却する際は、三井のリハウスの規模の大きさが強みになっているのでしょう。

マンションは平均的な評価

引用元:オリコン顧客満足度ランキング

マンションの売却におけるオリコンの顧客満足度ランキングをみてみると、三井のリハウスの大きな弱点は見られず、ほぼ平均値に位置していました。マンションの売却を検討している方にとって、三井のリハウスは バランスの取れた選択肢といえるでしょう。

三井のリハウスとは

三井のリハウスについて、基本的な情報を確認しておきましょう。三井のリハウスは、大手不動産会社である三井不動産リアルティが提供しているサービスのひとつです。不動産売買や賃貸の仲介を行っています。

それでは、三井のリハウスの特徴について詳しくみていきましょう。

三井不動産リアルティが提供しているサービスのひとつ

三井のリハウスは、三井不動産リアルティが提供している不動産仲介サービスです。三井のリハウスを中心に以下のサービスも展開しています。

  • 三井のリパーク(駐車場・駐輪場の賃貸管理)

  • 三井のカーシェアリング

  • 企業や個人資産家への不動産コンサルティング

また三井不動産リアルティは、名前の通り三井不動産グループの一員です。三井不動産リアルティでは上記のような賃貸・仲介業に特化していますが、その他のグループ会社にはオフィスビル・ホテルなどの開発や戸建事業、ビル管理などを行っている会社が存在します。

つまり三井不動産リアルティは不動産に関わる業務全般をグループで担っているプロフェッショナル企業のひとつです。その総合力と実績で売却以外にも、さまざまな解決策を提案できます。

全国1位の不動産売買仲介取引数を有する

三井のリハウスの不動産売買仲介取引数は37年連続で全国1位です。2022年度の売買仲介取引数は、約39,000件にのぼります。この数字は、他社を大きく引き離しての1位となっています。多くの方に利用されている不動産仲介サービスであることがわかります。

三井のリハウスのメリット

三井のリハウスで不動産売却を行う際、三井のリハウスならではのメリットが存在します。具体的には主に以下のようなメリットが挙げられます。

  • 分業制を採用している

  • 購入希望者の情報を多く持っている

  • 全員が宅地建物取引士の資格を持っている

  • 幅広く売却活動をしてくれる

  • 保証内容が整っている

それぞれのメリットの内容についてみていきましょう。

分業制を採用している

売却活動を担当者が分担する分業制を採用している点は、三井のリハウスのメリットのひとつです。不動産売却に必要な業務は物件の査定や広告作成、購入希望者への対応など多岐に渡ります。三井のリハウスでは、それぞれの業務を一人の担当者が行わず、業務別に担当者が配置され、専門的に対応します。

このような分業制によって、効率的かつ質の高いサービスを提供できるのです。分業制で業務を行うことでスムーズに業務が遂行されるため、売主にとってもストレスなく取引を進められるのがメリットとして挙げられます。

購入希望者の情報を多く持っている

三井のリハウスは、37年間連続で全国売買仲介取扱数No.1ということもあり、多くの購入希望者の情報を保有しています。実際に三井のリハウスへは、2021年度実績でおよそ年間187,000件も購入希望者からの相談があります。

不動産売却とは売り手と買い手のマッチングです。どんなに状態や立地条件が良い物件でも、条件の合う買い手が見つからなければ成約に至りません。三井のリハウスのように購入希望者の情報が豊富にあることで、売却物件とのマッチングがスムーズに行えるのです。

全員が宅地建物取引士の資格を持っている

三井のリハウスの営業担当者は、全員が宅地建物取引士の資格を保有しています。宅地建物取引士は、不動産取引に関する専門的な知識を持った国家資格です。不動産の取引は権利関係が複雑だったり、法令上の制限が多かったり、契約条件が難解だったりなど、一般の方だけで行うには少々難しい取引です。そのため不動産売買の仲介を行う事務所や案内所では、以下のように一定数の専任の宅地建物取引士を置かなければなりません。

  • 事務所:業務に従事するもの5人に1人以上

  • 案内所:1人以上

三井のリハウスは営業担当者全員が宅地建物取引士を取得しているので、取引中にふと疑問が浮かんだ際に専門的な知識に基づいて対応・回答してくれるため、安心して売却活動を任せられるでしょう。

幅広く売却活動をしてくれる

三井のリハウスでは、幅広い売却活動を行ってくれます。ホームページでの広告掲載はもちろん、物件チラシの作成・配布、主要な不動産ポータルサイトへの掲載、購入希望者への個別提案など、さまざまな方法で売却活動を行います。

多角的なアプローチによって、購入希望者を見つけ出してくれるでしょう。

保証内容が整っている

三井のリハウスでは、売却に関する保証内容が整っています。不動産売却では雨漏りやシロアリ、設備機器の故障など、建物の劣化が隠れている場合が当然考えられます。売り手・買い手どちらも「引渡し後のトラブルは避けたい」と考えていることでしょう。
 

このような不安を解消するために三井のリハウスでは「360°サポート」という保証体制を備えています。

360°サポートの主なサービス内容は以下の3点です。

  • 無償の設備・建物調査による安心の不動産売買

  • お引渡し後の一定期間、設備・建物の補修費用などを三井のリハウスが負担

  • 三井のリハウスでお取引されるすべての売主様・買主様が360°サポートの対象

三井のリハウスで不動産売却を行う際は、物件を独自の基準で無償チェックし、物件状態を明らかにした上で売却活動を進めてくれます。これは売り手・買い手、双方ににとって安心して取引が行えるメリットといえるでしょう。

また調査で問題のなかった箇所で引渡し後に不具合が発生した際は、修理・補修・駆除費用などを三井のリハウスが負担してくれます。

そのため、引渡し後のトラブルに関しても不安なく取引を進められるでしょう。

三井のリハウスのデメリット

当然ですが三井のリハウスには知っておくべきデメリットもあります。デメリットを把握しておかない、「こんなはずではなかった」と後悔してしまう可能性も否定できません。

三井のリハウスで不動産売却を行う際は以下のデメリットに注意しましょう。

  • 囲い込みにあう可能性が否定できない

  • 対象外のエリアが存在する可能性あり

それでは、それぞれのデメリットについて詳しくみていきましょう。

囲い込みにあう可能性が否定できない

三井のリハウスでは、囲い込みにあう可能性が否定できません。

囲い込みとは不動産売却の依頼を受けた際に、他社の仲介業者を紹介せず、自社で売却活動を行うことです。囲い込みを行う理由は、他社へ情報を共有しないことで買い手・売り手ともに仲介手数料を獲得できるためです。言い換えると不動産会社が買い手・売り手とも仲介手数料を獲得できる取引の場合、囲い込みにあう可能性が考えられます。

ここでひとつのデータをみてみましょう。下記は大手不動産会社の取扱件数と平均手数料をまとめたものです。
 

不動産会社名

手数料率

三井不動産リアルティグループ

(三井のリハウス)

4.75%

東急リバブル

4.54%

住友不動産販売

5.20%

野村不動産グループ

4.27%

センチュリー21・ジャパン

4.73%

不動産仲介会社の手数料率一覧|引用元:公益財団法人不動産流通推進センター「2023不動産業統計集 (9月期改訂)」を元に抜粋・作成

この表から、三井のリハウスの運営会社である三井不動産リアルティは、平均手数料率が4%を超えていることが読み取れます。不動産売買における仲介手数料は上限が定められています。400万円以上の取引の場合、仲介手数料の計算方法は以下の通りです。

「仲介手数料の上限=成約価格x3%+6万円+消費税」

つまり3%に近いほど、売主・買主いずれかから(片手仲介)、6%に近いほど売主・買主双方から(両手仲介)手数料を受け取っていることになります。

三井不動産リアルティの手数料率は4.75%なので、およそ4割の取引は両手仲介となります。もちろん両手仲介だからといって囲い込みが行われているとは断定できません。しかし、裏を返せば可能性はゼロともいえません。

なかなか成約につながらない、値下げを何度も進められるなどの場合は、注意が必要でしょう。

対象外のエリアが存在する可能性あり

三井のリハウスでは、対象外のエリアが存在する可能性があります。全国展開しているとはいえ、得意としていないエリアや、販売実績の少ないエリアもあるようです。

三井のリハウスのウェブサイトの無料査定をみてみると、下記エリアの都道府県が選択できないようになっています。

  • 北陸エリア(福井、石川、新潟など)

  • 東北エリア(青森、秋田、仙台など)

  • 四国エリア(徳島、高知、愛媛、香川)

自分の物件が上記エリアに含まれているかどうか、事前に確認しておく必要があるでしょう。

三井のリハウスで不動産売却を検討中なら「すまいValue」での一括査定がおすすめ

三井のリハウスで不動産売却を検討中の方には、「すまいValue」での一括査定がおすすめです。「すまいValue」は、大手不動産会社に一括で査定依頼ができるサービスです。三井のリハウスを含む大手6社に、一度に査定を依頼できます。

それでは、「すまいValue」のメリットについて詳しくみていきましょう。

大手6社に一括査定できる唯一のサイト

「すまいValue」は、大手6社に一括で査定依頼ができる唯一のサイトです。具体的には下記の6社へ査定依頼ができます。

  • 三井のリハウス

  • 三菱地所のすまいリレー

  • 野村不動産ソリューションズ

  • 東急リバブル

  • 住友不動産販売

  • 小田急不動産

すまいValueのウェブサイトによると、利用者の約95.5%が安心・安全に取引できたといった評価が掲載されていました。利用者の方の多くは大手ならではの安心感を評価しているようです。

引用元:すまいValue

他のサイトでは実現できない安心感を得られるなサービスといえるでしょう。

高い成約率と成約スピードが売り

すまいValueは、高い成約率と成約スピードが売りです。大手不動産会社の豊富な購入希望者の情報を活かし、売却物件とのマッチングがスムーズに行われます。そのため、成約率が高く、成約までのスピードも早いのが特徴です。

2023年4月時点で、すまいValueが集計したデータによると、平均売却期間と成約率は以下の通りです。

  • 平均売却期間が2.7ヵ月

  • 1年以内の売却成約率79.7%

高い売却力を持つ大手不動産会社へ査定依頼できることは、すまいValueのメリットのひとつといえるでしょう。

年間成約件数11万件の豊富な実績がある

引用元:すまいValue

すまいValueには年間成約件数11万件という豊富な実績があります。多くの方に利用されている一括査定サイトであることがわかります。実績の多さは、サービスの質の高さを示す指標のひとつと言えるでしょう。

成約時、成約後も充実のサポート体制がある

引用元:すまいValue

すまいValueでは、成約時や成約後も充実したサポート体制が整っています。今回紹介した三井のリハウスの「360°サポート」をはじめ、査定可能な大手不動産会社各社が売却に必要な書類の準備や、引っ越しの手配など、さまざまな場面でサポートしてくれます。売却後のアフターフォローも充実しているので、安心して任せられるでしょう。

一括査定サイトの賢い使い方

一括査定サイトを利用する際は、賢く使いこなすことが大切です。ここでは、一括査定サイトを活用する上でのポイントを紹介します。物件のエリアに合わせたサイトの選択や、複数のサイトの併用、総合的な比較検討など、一括査定サイトを最大限に活用する方法をみていきましょう。

特徴を押さえて一括査定サイトをチョイスする

一括査定サイトを選ぶ際は、特徴に合わせてチョイスすることが重要です。一括査定サイトによって、長所や短所、対応エリアが異なります。物件の所在地に強いサイトを選ぶことで、より適切な査定結果を得られるでしょう。

以下に各一括査定サイトの特徴をまとめておきます。ぜひ参考に一括査定サイトを選んでみてください。

サイト名

長所/弱点

提携不動産会社

対応エリア

利用者数

/運営開始年

【おすすめ度】

★★★★★

 

すまいValue

 

公式サイトへ

【長所】

・超大手6社のみの参加で安心感抜群

・最大手3社に一括査定が依頼できる唯一のサイト

 

【弱点】

・人口が少ない地域は未対応の可能性あり

6社

・三井不動産リアルティ

・住友不動産販売

・東急リバブル

・野村不動産ソリューションズ

・三菱地所ハウスネット

・小田急不動産

全国

※一部未対応

(北信越、四国、沖縄エリアなど)

年間成約件数11万件以上

/2022年

 

【おすすめ度】

★★★★★

 

HOME4U

 

公式サイトへ

【長所】

・業界で最も運営歴が長く信頼感アリ

・NTTグループの運営で情報保護も含めて安心

・厳選された提携不動産会社の中から6社の査定結果が届く

 

【弱点】

・大手で参加していない会社がある

約2,300社

全国

約1,000万人

/2001年

 

【おすすめ度】

★★★★★

 

SUUMO

 

公式サイトへ

【長所】

・業界トップクラスの知名度を誇るSUUMOに物件情報を掲載できる

・電話番号を入力しなくても査定依頼が可能

・最大10社から査定結果が届く

・大手から地場不動産まで幅広く対応

 

【弱点】

・競争相手となる物件もSUUMOには多く掲載されている

約2,000社

全国

非公開

/2009年

 

【おすすめ度】

★★★★☆

 

イエウール

 

公式サイトへ

【長所】

・利用者数1,000万人以上は業界No.1

・参加不動産会社数は約1,600社でこちらも業界屈指

 

【弱点】

・運営歴が浅く、サポートはやや少なめ

約1,600社

全国

1,000万人以上

/2014年

 

【おすすめ度】

★★★★☆

 

ライフル・ホームズ

 

公式サイトへ

【長所】

・地元密着型の不動産会社が幅広く参加

・不動産ポータルサイトならではの情報の充実度

・匿名での査定ができる

 

【弱点】

・大手で参加していない会社がある

約4,500社

全国

約470万人

/2009年

 

【おすすめ度】

★★★★☆

 

イエイ

 

公式サイトへ

【長所】

・「イエローカード制」で悪徳業者を徹底排除

・「お断り代行サービス」など各種サポート体制が充実

 

【弱点】

・大手で参加していない会社がある

約1,000社

全国

400万人以上

/2007年

 

複数の一括査定サイトを組み合わせて利用する

一括査定サイトは、複数のサイトを組み合わせての利用をおすすめします。

ひとつのサイトだけでなく、いくつかのサイトを併用することで、より多くの不動産会社から査定結果を得られます。複数の査定結果を比較することで、より正確な相場把握できるでしょう。

先ほど紹介した一括査定サイトの特徴を踏まえて組み合わせるのがおすすめです。以下におすすめの組み合わせ例を載せておきます。ぜひ参考にしてください。

査定価格、実績、担当者との相性などを総合的に比較検討して依頼先を見つける

一括査定サイトを利用して得た査定結果を比較する際は、査定価格だけでなく、さまざまな観点から総合的に判断することが大切です。不動産会社の実績や、担当者との相性なども考慮に入れましょう。

査定価格が高くても、信頼できる会社かどうかは別問題です。総合的に比較検討して、最適な依頼先を見つけましょう。

まとめ

三井のリハウスの評判について、詳しく解説してきました。三井のリハウスには、高い売却力や専門性の高さなどの強みがある一方で、囲い込みの可能性などのデメリットもあることがわかりました。

不動産売却を検討する際は、三井のリハウスだけでなく、他社の評判も合わせてチェックすることが重要です。とくに、一括査定サイトを利用することで、効率的に各社の査定結果を比較できるでしょう。

ただし、一括査定サイトを利用する際は、エリアに合ったサイトの選択や、複数のサイトの併用など、賢く活用することが大切です。

総合的に判断して、自分に合った不動産会社を見つけましょう。