不動産一括査定サイトの利用を検討している方の中には「リガイド(RE-Guide)の評判ってどうなの?」「リガイド(RE-Guide)の強みや向いている人は?」という疑問を持っている方がいるのではないでしょうか。
リガイド(RE-Guide)は、最大10社同時に査定を依頼できる一括査定サイトです。一度の依頼でできるだけ多くの不動産会社から話を聞きたいという方は、ぜひチェックしておきたいサイトといえるでしょう。
本記事では、リガイド(RE-Guide)の基本情報やメリット・デメリット、口コミや向いている人の特徴について解説します。どの不動産一括査定サイトが自分に合っているのかわからない方は、最後まで読んで参考にしてください。
この記事の目次
リガイド(RE-Guide)の基本情報
リガイド(RE-Guide)とは、2006年よりサービスが開始された、株式会社ウェイブダッシュが運営する不動産一括査定サイトです。全国900社以上の不動産会社と提携している老舗の不動産一括査定サイトです。
リガイド(RE-Guide)の概要
リガイド(RE-Guide)の概要は以下のとおりです。
運営会社 |
株式会社ウェイブダッシュ |
サービス開始年 |
2006年 |
提携会社数 |
900社以上 |
利用料金 |
無料 |
同時査定依頼社数 |
最大10社 |
対象エリア |
全国 |
対応物件種別 |
マンション 一戸建て 土地 アパート一棟 マンション一棟 事務所・店舗ビル一棟 事務所・店舗ビル一室 その他 |
備考・要望欄 |
あり |
リガイド(RE-Guide)は「SBI不動産ガイド」として2006年にスタートしました。サービス開始から18年を超える老舗不動産一括査定サイトとして、多くの方に利用されています。
リガイド(RE-Guide)には独自の審査を通過した900社以上の不動産会社が参加しており、最大10社に同時依頼査定を行えることが特徴です。住宅や宅地はもちろん、収益物件査定の専用ページも用意されているため、1棟アパートやマンションを売却したい方にもおすすめです。
リガイド(RE-Guide)の運営会社情報
リガイド(RE-Guide)の運営会社情報は以下のとおりです。
会社名 |
株式会社ウェイブダッシュ |
本社所在地 |
〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-2-6東京倶楽部ビルディング11F |
設立年月 |
2014年9月 ※合併前の(旧)株式会社ウェイブダッシュは1990年2月設立 |
事業内容 |
|
資本金 |
1億円 |
株式会社ウェイブダッシュはインターネット事業に特化した企業で、もともとSBIライフリビング株式会社としてSBIグループの傘下にいました。2023年9月にVivid Seats inc.のグループ会社となり、現在に至ります。
リガイド(RE-Guide)の特徴やメリット・デメリット
ここでは、リガイド(RE-Guide)の特徴に加え、メリット・デメリットを紹介します。
リガイド(RE-Guide)のメリットとは?
リガイド(RE-Guide)にはさまざまなメリットがあります。
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独自の審査を通過した不動産会社が参加している
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最大10社へ査定依頼が出せる
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Yahoo! アカウントからユーザー情報を引き継げる
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住宅だけでなく収益物件にも強い
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賃料の査定も行える
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お役立ちコラムが充実している
それぞれを詳しくみていきましょう。
独自の審査を通過した不動産会社が参加している
リガイド(RE-Guide)には、独自の審査を通過した不動産会社が参加しています。リガイド(RE-Guide)の提携不動産会社数は900社以上で、2,000社以上の不動産会社と提携している一括査定サイトがある中、リガイド(RE-Guide)は優良な不動産会社を厳選しているといえます。
リガイド(RE-Guide)は、提携不動産会社の「量」より「質」を重視した不動産会社一括査定サイトだといえるでしょう。
不動産会社の「質」を実感した方の口コミは以下のとおりです。
Q.媒介契約を交わした会社に決めた理由はなんでしょうか?
A.図面や書類を送ってきてくれる等、とても分かりやすかったし、郵送で地域情報や売ったときの細かいお金の話なども届けてくれたからです。
Q.媒介契約を交わした会社は、実際に売却活動を始めてから、どのような印象でしたか?
A.登記の登録なども、すべて手伝ってくれました。密に連絡もくれて、親身に対応してもらえました。
Q.媒介契約を交わした会社に決めた理由はなんでしょうか?
A.一番高い金額をつけてもらったからです。さらに地元の事情に強い不動産会社さんで、物件や周辺の情報量も豊富だったからです。また、担当の方も熱心に対応をしてくれました。
最大10社へ査定依頼が出せる
一度の申し込みで最大10社まで査定依頼を出せることも、リガイド(RE-Guide)の特徴です。他の不動産一括査定サイトの最大査定依頼数は以下のとおりです。
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イエウール:最大6社
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HOME4U:最大6社
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マンションナビ:最大9社
このように、リガイド(RE-Guide)は他の不動産会社一括査定サイトと比較して、一度に多くの不動産会社に査定依頼を出せます。できるだけ多くの不動産会社に査定を依頼したい方におすすめです。
Yahoo!アカウントからユーザー情報を引き継げる
リガイド(RE-Guide)で個人情報を入力する際、Yahoo!アカウントを持っていればユーザー情報を引き継ぐことができます。ユーザー情報を引き継げば自動的に入力フォームに反映されるため、情報を入力する手間が省けます。
自動的に入力されるのは以下の2つです。
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氏名
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メールアドレス
特にメールアドレスが自動で反映されれば、入力ミスで連絡が届かないことを防げるでしょう。
住宅だけでなく収益物件にも強い
リガイド(RE-Guide)は、収益物件である一棟アパートや一棟マンションの査定も得意とされています。居住用物件とは別に「収益物件の査定依頼」のページが用意されており、収益物件に特化した不動産会社も参加しているためです。
また、収益物件の売却だけでなく「RE-Guide収益物件」という収益物件の購入サイトが公開されている点も、リガイド(RE-Guide)が収益物件に強い理由の1つです。リガイド(RE-Guide)が収益物件の購入サイトを運営することで収益物件に強い不動産会社との提携につながり、売却時に良い不動産会社と出会える確率が上がるでしょう。
賃料の査定もおこなえる
リガイド(RE-Guide)は不動産売却査定だけでなく、賃料査定サービスも行っています。不動産を売る気はないが貸したいという方や、売却と賃貸を並行して検討している方におすすめのサービスです。
ただし、賃料査定は売却査定より参加している不動産会社の数が少ないため、対応エリアや物件の種別が限られています。2024年5月現在、リガイド(RE-Guide)賃料一括査定に参加している不動産会社は以下の5社です。
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センチュリー21 株式会社吉田宅建
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有限会社第一ホーム
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株式会社クルーズ
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SHiTEN株式会社
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株式会社彦や不動産
売却査定と同時に賃料査定も利用して、不動産を上手に活用しましょう。
お役立ちコラムが充実している
リガイド(RE-Guide)では、不動産売却や住み替え、税金などに役立つコンテンツが多く用意されています。
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不動産売却ガイド
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売却特集記事
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不動産売却Q&A
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不動産の鑑定評価
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路線価や地価公示の検索リンク
これらのコンテンツに目を通せば、不動産売却が初めての方でも一通りの知識が手に入ります。査定の依頼に先立ちコンテンツを利用すれば、不動産売却を安心して行うことができるでしょう。
リガイド(RE-Guide)のデメリットとは?
リガイド(RE-Guide)には多くのメリットがある反面、気をつけなければいけないポイントもあります。
他に比べて提携会社が少ない
リガイド(RE-Guide)は不動産会社との提携の際に独自の審査を行っているため、他の不動産一括査定サイトと比較して提携会社数が少ないことがデメリットです。リガイド(RE-Guide)と他の一括査定サイトの提携不動産会社数は以下のとおりです。
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リガイド(RE-Guide):900社以上
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イエウール:2,300社以上
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HOME4U:2,300社以上
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マンションナビ:2,500社以上
とにかく多くの不動産会社に査定してもらいたい方にとって、リガイド(RE-Guide)は不向きのため注意が必要です。
リガイド(RE-Guide)の評判や口コミ5点
リガイド(RE-Guide)を実際に利用された方の評判や口コミは気になるところです。ここでは、良い評判と悪い評判に分けて紹介します。
リガイド(RE-Guide)の良い評判・口コミ
リガイド(RE-Guide) の良い評判は以下のとおりです。
申込時の入力が簡単で助かった
初めての経験でしたから不安は大きかったのですが、入力の申し込みが簡単でしたから助かりました。必要事項を記入してクリックするだけなのに、必要な情報を閲覧することができます。わざわざ店舗まで足を運ぶことがありませんから、忙しい時にはとても便利だと思いました。おかげで、最適と思われる不動産会社が短時間で見つかりました。
必要事項を入力するだけで査定依頼を出せるリガイド(RE-Guide)に魅力を感じているようです。忙しくて中々店舗に足を運べない方にとってありがたいサービスです。
10社に依頼して各社の対応がとても丁寧だった
売却の営業を受けたことがきっかけで、折角なのでリガイド不動産一括査定サイトで値段を聞いてみようと思い利用しました。 10社に依頼をしたのですが、各社の対応もとても丁寧で迅速でした。私はとにかく高く売れたら…と思っていたので、一番高く売却をしてくれそうな不動産会社にお任せしました。自分で色々と探して売却するより、100万円以上は高く売れたと思っています。過去にもマンションを売却したことがあるのですが、なぜリガイド不動産一括査定サイトを使わなかったのか、後悔しています。私自身知らない知識などが多かったこともあり、色々な会社から話を聞くことが出来て良かったと思っています。
査定依頼をした10社全ての印象が丁寧で良かったとの感想です。リガイド(RE-Guide)独自の審査に通った不動産会社のため、安心して依頼できそうです。
実際に査定額が高かった
マンションの売却価格は適正に査定!
マンションを高く売りたい人は、僕が使った一括査定サイトを使ってみてください。
実際に査定額が高かったのはこの3つ↓
「HOME4U」「イエウール 」「リガイド」
購入時より190万円も高く売れた方法も紹介しています。
引用:X
Xで投稿された口コミで、リガイド(RE-Guide)が実際に査定額が高かった一括査定サイトの1つに選ばれています。大手一括査定サイトと並び、一定の評価を得ているようです。
複数の不動産会社を比較できたのが良かった
東京に在住していましたが、新型コロナウイルスの影響により在宅勤務になったことで、実家がある地元に戻る事にしました。その為、東京の自宅をリガイド不動産一括査定を利用して売却しました。 複数社に依頼をしたところ、査定額は大きく変わりませんでしたが、対応してくれる不動産会社の営業担当者を比較できました。その点はリガイド不動産一括査定を使ったからできたことだと思います。私の意見としては、査定は複数社に依頼する方がいいと思います。たとえ金額に差がなくても、不動産会社の担当者の対応をみて信頼できる相手なのかを決めることができるからです。結局、一番親身になってくれて、且つ、物件や周辺への理解が深かった営業担当者(不動産会社)に専任で任せることにして、無事売却することが出来ました。
リガイド(RE-Guide)の一括査定により、対応してくれた不動産会社の比較を行えたのが良かったとの感想です。リガイド(RE-Guide)は査定額だけでなく、対応の良い不動産会社が多数参加しているということがわかります。
リガイドの悪い評判・口コミ
リガイド(RE-Guide)の悪い口コミも紹介します。
しつこい営業電話やダイレクトメールが苦痛だった
営業の電話やダイレクトメールがしつこかったです。最大10社査定に出せると言うのは確かにメリットですが、その分、電話対応やメールの返信がとにかく大変。中には、電話対応の態度が悪い営業マンもいました。また、物件タイプにもよるとおもいますが、私が査定を出した時はどの業者もほとんど金額が変わらず、たくさんの不動産会社に査定を出した意味があまりなかったです。
リガイド(RE-Guide)は最大10社に査定依頼を出せることがメリットですが、その分不動産会社への対応が大変な側面もあります。電話対応が良くなかった不動産会社もあったとのことで、営業電話やダイレクトメールが苦痛だったという口コミです。
リガイドに向いている人の3つの特徴
リガイド(RE-Guide)の利用に向いている人の特徴は以下のとおりです。
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一度に多くの査定情報を得たい人
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長期にわたり運営されているサイトで依頼したい人
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投資用物件を売却したい人
それぞれの特徴を詳しく紹介します。
一度に多くの査定情報を得たい人
リガイド(RE-Guide)は他の不動産一括査定サイトと比較して、同時に査定依頼を出せる不動産会社数が多く設定されています。そのため、一度に少しでも多くの査定情報を得たい方におすすめです。
「実際に売却を具体的に進めたい」と思っている方はもちろん、「将来に向けてとりあえず査定額だけ知りたい」という方にもリガイド(RE-Guide)が向いているでしょう。他の一括査定サイトより多くの情報の中で不動産売却を進めたい方に、リガイド(RE-Guide)がおすすめです。
長期にわたり運営されているサイトで依頼したい人
リガイド(RE-Guide)は2006年からサービスが開始されたサイトのため、多くの方に利用されてきました。そのため、近年サービスが開始された新しいサイトではなく、長期にわたり運営されてきた安心感のあるサイトから依頼したい方に向いています。
不動産一括査定サイトの中で詐欺や大きなトラブルがあると、サービスを続けることができません。その点、2006年にSBI不動産ガイドとしてスタートしたリガイド(RE-Guide)は、長きにわたりサービスが続けられており、信頼できる不動産一括査定サイトの1つといえるでしょう。
他の大手不動産一括査定サイトとサービス開始年の比較
不動産一括査定サイト名 |
サービス開始年 |
リガイド(RE-Guide) |
2006年 |
イエウール |
2014年 |
マンションナビ |
2011年 |
すまいValue |
2016年 |
投資用物件を売却したい人
リガイド(RE-Guide)は、収益不動産の査定にも強いため投資用物件を売却したい方に向いています。居住用物件と投資物件では査定方法や売却戦略が異なるため、投資物件を専門に扱う不動産会社と提携しているリガイド(RE-Guide)は、投資家にとってありがたいサービスなのです。
リガイド(RE-Guide)で売却査定を行う手順
リガイド(RE-Guide)で売却査定を行うためには、以下の手順を踏む必要があります。
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物件の地域と種別を入力する
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査定する物件情報を入力する
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お客様情報を入力する
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査定会社を選択して申し込みの完了
各ステップを解説します。
①物件の地域と種別を入力する
リガイド(RE-Guide)のホームページにアクセスし、上段にある申し込みフォームから各項目を選択します。
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物件の地域
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市区町村は?
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町名は?
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物件の種別は?
売却したい不動産の情報を選択後、【(無料)査定スタート】を選択すれば次の画面に移行します。
ただし、エリアや物件種別によっては「申し訳ございません。現時点では、お客様の物件に対応できる会社が見つかりませんでした。」というメッセージが出ることがあります。この場合、一括査定依頼が出せないので注意が必要です。
②査定する物件情報を入力する
次に、物件情報を入力する画面に切り替わります。ここでは、以下の情報を入力します。
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物件の住所(マンションの場合は号室まで)
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面積
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間取り
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築年数
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現況
ここで物件の入力を間違えると査定額が変わる可能性があるため、間違えないよう慎重に入力しましょう。
③お客様情報を入力する
続いて、査定を依頼する方の情報を入力します。入力するのは以下の項目です。
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名前
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電話番号
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メールアドレス
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住所
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所有者
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希望売却時期
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査定方法
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希望連絡日
また、Yahoo!アカウントと連携すれば名前とメールアドレスの入力を省略できるので、手間を省きたい方はYahoo!アカウントと連携してみましょう。
④査定会社を選択して申し込みの完了
最後のステップとして、査定を依頼する不動産を選択します。最大10社まで選ぶことができるため、表示されているすべての不動産会社に依頼する場合は「不動産会社を全て選択する」にチェックを入れましょう。
これで入力はすべて完了です。
また、訪問希望日やその他の希望・要望がある場合は「その他ご希望・ご要望などある場合はこちら」を選択すれば記入欄が出てくるため、そこに入力しましょう。
まとめ
この記事では、リガイド(RE-Guide)の基本情報や特徴、口コミなどを紹介しました。リガイド(RE-Guide)は2006年からサービスが開始された老舗の不動産一括査定サイトで、独自の審査を通過した900社以上が提携しています。最大10社まで同時に査定を依頼することができ、収益物件に強い点も特徴の1つです。
長期にわたり運営されている安心感のあるサイトで査定を依頼したい方や、一度で少しでも多くの不動産会社に査定依頼を出したい方におすすめです。ここで紹介したポイントを参考に、リガイド(RE-Guide)で一括査定依頼を検討してみてはいかがでしょうか。